一身田の新聞 平成31年(2019年)4月号ができました。
2019.04.22|ニュース|
三重県津市一身田地区の新聞です。
【PDF】http://mieken-navi.jp/ishinden/magazine/2019.04.pdf
平成31年(2019年)4月号
「インバウンドプロジェクト大成功!」
一身田の魅力再発見「街並み」や「伊勢木綿」
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海外観光客(インバウンド)の需要が高まる中、「一身田も海外にアピールできるはず!」と、インバウンドプロジェクトとして『一身田の良さを生かした外国人向けツアー』を企画し、2019年2月~3月に実施した。
参加をした30人ほぼ全員が、「とても満足した」と答えるなど大好評であった。
このプロジェクトを約1か月かけて実施した二人の大学生とその概要を紹介する。
大学生の二人とは、立教大一年の金子将太郎さんと立命館大二年の中尾充希さんで、今回初めて一身田にやってきた二人である。二人がまず取り組んだのは街歩きをしながら名所や旧跡、歴史を調べることであった。
そして地域住民が集まる「坊主バー」に参加をし、様々な情報を収集しながら彼らなりに学びを深めていった。その結果、京都などの観光地と違い、一身田には人々の暮らしと日本らしい風景が共存しているところに価値を見出した。そして、それを生かしたツアーを5種類企画し英語でガイドした。
ツアーは、「専修寺ツアー」「伊勢木綿ツアー」「下津醤油ツアー」「書道体験」「ミニチュア着物づくり体験」の5種類で、三重大の留学生や英会話教室の外国人教師なども参加をし大変好評であった。
プロジェクトを終えた金子さんは、「成功は地域の方の協力のおかげであり、自分も成長できた」と語った。中尾さんも「一身田には魅力的で歴史ある作り手がたくさんいた。お互いが連携していけばまだまだ可能性は広がる」と話す。
彼らの未来と一身田の未来が楽しみである。
伊勢もめんを着て高田本山山門前で記念撮影
「静かがいい。静かでいい」と参加者の感想。
「新出張所・公民館
地域のステーションとして大いに利用しよう!」 一身田地区自治会連合会長 望木幹雄
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予てから念願であった新公民館の竣工式が3月23日午後に行われ、4月1日から供用が開始となりました。
これまでの経過を振り返ってみますと、25年度から津市に対して口頭及び文書で新築を申し入れ、その後始まった地域懇談会でも重ねて要望してまいりました。
その結果、高齢者や足腰の弱い方が使いやすくを目標にした施設を建設していただけることとなり、立地場所については現在地が適当と判断しました。市長、担当職員による実施検分、地区区民館の見学等を重ねて、29~30年度に設計、施工、完工の運びとなりました。設計前の段階でスケール、設備等について市の担当者、一身田地区社協と自治会代表が出席をして打ち合わせを重ね、2階建てではありますが、エレベーターを設置し、他にも多目的トイレ等内容にも工夫を加えることができました。
1階には情報交換(おしゃべり)ができるスペースも確保されています。ぜひ、一般住民の方、公民館講座をご利用される方全員で気軽に大切に使用していただければと思います。
最後に、地域懇談会の目的としている提議事項に対する積極的で、かつ素早い決断とお力添えをいただいた市長を始め、関係する部署の方々に厚く感謝申し上げます。
一年かけて取り壊される出張所・公民館
「今年も来ます。クラシックカー」
2019年4月19日(金) 午後1時頃 本山・寺内町周辺
みんなで応援しよう!
(写真:昨年のラ・フェスタ)